小沢氏、首相と会談(時事通信)

鳥取不審死、運転手水死も強盗殺人容疑で立件へ(読売新聞)

 鳥取県で相次いだ男性の不審死で、昨年4月に同県北栄町沖の日本海で水死したトラック運転手矢部和実さん(当時47歳)について、鳥取県警は元スナックホステス上田美由紀被告(36)(詐欺罪などで起訴。別の強盗殺人容疑で逮捕)が水死させた疑いが強まったとして、強盗殺人容疑で立件する方針を固めた。

 県警は、矢部さんからの借金の返済を免れようとした可能性が高いとみており、8日、同容疑で上田被告のアパートを捜索した。

 捜査関係者によると、矢部さんは昨年4月4日に行方不明になり、同11日に北栄町沖で遺体で見つかった。死因は水死で、睡眠導入剤の成分が検出された。

 上田被告と同居していた男(46)(詐欺罪などで起訴)の供述などによると、男は4月4日、矢部さんと出かけた上田被告から電話で呼び出されて北栄町の海岸に行ったところ、上田被告から「もみ合いになり、矢部さんはどこかへ行った」と説明されたという。この数日前、2人で矢部さんに会った際、借金の全額返済を督促された上田被告は「待ってほしい」と懇願していたという。

 県警は、上田被告が男に説明した矢部さん失踪(しっそう)の状況が、昨年10月に鳥取市内の川で遺体が見つかった円山秀樹さん(当時57歳)の事件と似ていることを重視。2人から検出された睡眠導入剤の成分も一致していることなどから、上田被告が矢部さんに睡眠導入剤を飲ませて、水死させた可能性が高いと判断した。

 矢部さんの知人らによると、矢部さんは2007年頃、知人女性の「同級生」と名乗る上田被告と知り合い、金融機関から借りた約200万円を貸していたという。

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首相動静(2月2日)(時事通信)

 午前7時30分、松野頼久官房副長官が公邸に入った。同38分、松井孝治官房副長官が加わった。
 午前9時16分、平野博文官房長官が加わった。
 午前9時46分、平野、松野、松井各氏が出た。同50分、公邸発。「参院選も小沢幹事長の陣頭指揮の下で戦う考えに変わりはないか」に「今日までの小沢幹事長の活動を考えれば、当然、小沢幹事長に選挙も仕切ってもらいたい」。同52分、国会着。同56分、参院議長応接室へ。同59分、同室を出て参院本会議場へ。同10時1分、参院本会議開会。
 午前11時54分、参院本会議散会。同55分、参院本会議場を出て、同56分、院内大臣室へ。
 午前11時57分から午後0時1分まで、植松恵美子民主党参院議員。同2分、院内大臣室を出て、同3分、国会発。同5分、官邸着。同6分、首相会議室へ。
 午後0時35分、首相会議室を出て執務室へ。
 午後0時36分から同53分まで、松井官房副長官。
 午後1時8分、松野官房副長官が入った。同14分、松井官房副長官が加わった。
 午後1時29分、松野、松井両氏が出た。
 午後1時49分、執務室を出て、同51分、官邸発。同52分、国会着。同53分、衆院議長応接室へ。同2時、同室を出て衆院本会議場へ。同3分、衆院本会議開会。
 午後5時17分、衆院本会議散会。同18分、同本会議場を出て、同20分、院内大臣室へ。同24分、閣議開始。
 午後5時37分、閣議終了。
 午後5時38分から同6時まで、川端達夫文部科学相、津村啓介内閣府政務官。同1分、院内大臣室を出て、同2分、国会発。同4分、官邸着。同6分、執務室へ。
 午後6時26分から同46分まで、外務省の吉良州司政務官、鈴木敏郎中東アフリカ局長。同7時、執務室を出て、同1分、大ホールへ。同2分から同8分まで、報道各社のインタビュー。「2011年度からの子ども手当満額支給は可能か」に「満額の支給に向けてできるかぎり努力する」。同9分、大ホールを出て執務室へ。
 午後7時47分、執務室を出て、同49分、官邸発、同50分、公邸着。
 3日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

露銃撃時の航跡記録なし、2漁船スイッチ切る?(読売新聞)
薬品メーカー社長を逮捕=ストーカー容疑で−兵庫県警(時事通信)
<山梨殺人>新聞販売店員殺害容疑 知人の男を指名手配(毎日新聞)
石川氏の辞職勧告検討=自民(時事通信)
小沢幹事長、田村参院議員に入党要請(産経新聞)

小沢氏不起訴 「幹事長職は?」不信感渦巻く街の声(産経新聞)

 「幹事長職を辞すべき」「説明責任を果たしていない」。民主党の小沢一郎幹事長を不起訴とした東京地検の処分について、街角からは不満や落胆の声が相次いだ。陸山会をめぐる事件で改めて浮き彫りになった「政治とカネ」の問題への不信感は渦巻いたままだ。

 川崎市中原区の会社員、金沢智博さん(27)

 「報道や逮捕された秘書の話などでは、小沢さんは限りなくクロに近いと思うのに、不起訴になるのはおかしいと思う。4億円の出所もよく分からず、小沢さん自身の説明も二転三転していて、秘書も認めているのにまったく納得できない。民主党も全体でかくまっている感じで、クリーンなイメージがしない。夏の参院選への影響は避けられないと思う」

 千葉県印西市の会社員、中川雅尋さん(47)

 「小沢さんが知らないわけがなく、納得感はない。与党の最高実権者の1人として疑いについてちゃんと説明しないといけないが、できないのではないか。グレーのまま終わったら、国民に不信感が残ったままなので自民党が喜ぶのではないか。鳩山さんがずばっとやめさせていたら民主党の支持率も上がっていたはず。民主党の体質が自民党以上に悪質じゃないかとも思うし、小沢さんが悪いという認識を国民も持てたので、これ以上問題にしなくてもいいのではないか」

 東京都世田谷区の会社員、笹原恵美さん(33)

 「不起訴になるんだったら、一連の問題は何だったんだろうと思う。証拠が見つからないのかもしれないが、全然解明されていないのではないか」

 東京都新宿区の会社員、根岸実さん(62)

 「あれだけ騒ぎが大きくなったのに、たとえ“クロ”だと証明できないにせよ不起訴になってしまうとは…。検察にはもう少し意気込みを見せてほしかった。田中角栄(元首相)、金丸信(自民党元副総裁)と続いた一連の不正なお金の問題には、必ず小沢さんが絡んでいた印象がある。彼らの政治手法だけでなく、悪い集金方法も学んでしまったのでは。幹事長の職はやはり辞すべきだ」

 東京都豊島区の会社経営、石岡秀俊さん(42)

 「不起訴でも国会で徹底追及してほしい。新たな不正資金疑惑が次々に出てきているように思う。これらの疑惑について、国会で追及していった上で犯罪事実が証明されれば、議員も辞職すべきだ」

 熊本市の高校3年、井上未葉さん(18)

 「マスメディアも騒ぎを大きくしすぎでは。ただ、鳩山首相は、『小沢さんが説明責任を果たした』と言っていたが、そうは思わない。せっかく政権交代したのにあまり信用が持てないのは(自民党と)変わらない。だが、あまり議員や役職を辞めたりすると、諸外国から信用されなくなるので辞めない方がいい」

 東京都北区のパート、小林和子さん(57)

 「3人だけ起訴というのは、普通の会社で言えば、部下だけが詰め腹を切らされたようなもの。小沢さんの処分が不起訴であったとしても、ボスとして部下への監督責任はあるのだから、潔く幹事長職を退くべきだ」

 横浜市の会社員、田中新一さん(62)

 「一般人の感覚からすれば、4億円もの買い物をしておいて『詳細は知らなかった』という説明は信じがたい。小沢さんも、(政治資金規正法違反に)何らかの関与があったのではないかという印象は今もぬぐえない。小沢さんもけじめをつけた方がいいと思う」

 東京都江東区の銀行員、寺田美智子さん(50)

 「真相は灰色のまま。小沢さんはお金の出所の説明を二転三転させていて、責任をまったく果たしていない。すべて部下の責任というのも無責任だ。すぐにでも辞められるのが筋ではないか。民主党はあれだけ支持されて政権をとったのに、あまりにも期待はずれ」

 東京都目黒区の会社員、熊谷達夫さん(27)

 「小沢さんは何も知らなかったでは済まない。鳩山首相も『小沢さんは十分説明した』と話すが、問題の本質が何も伝わってこない。民主党は『政治と金』の問題で自民党を批判してきた。今度は政権の立場で、ケジメのつけかたを国民に示すべきだと思う」

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「戦場そのものだった」=目撃者の証人尋問−秋葉原殺傷第2回公判・東京地裁(時事通信)

 東京・秋葉原で2008年6月、17人を無差別に殺傷したとして、殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(27)の第2回公判が1日、東京地裁(村山浩昭裁判長)であり、目撃者の男性が事件当時の状況について、「戦場そのものだった」と証言した。
 男性は、現場の交差点を横断中、事件に遭遇。加藤被告の運転するトラックに通行人がひかれた状況や、右隣にいた人がナイフで刺された状況などを陳述した。
 事件を止められなかった自責の念から、夜も眠れず、仕事中に取り乱すこともあったとして、「もう少し勇気を持って何かできれば、何人かは助かったかもしれない」と声を震わせた。 

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塚本容疑者「守秘義務がある」 山本病院の患者死亡(産経新聞)

 塚本泰彦容疑者は昨年8月、産経新聞の取材に、山本病院の診療報酬詐取事件を批判する一方で、自らが手術に加わった患者死亡事件については口をつぐんだ。山本文夫容疑者は全く取材には応じていない。塚本容疑者との一問一答は次の通り。

 −−一連の診療報酬詐取事件についてどう思うか

 「詐欺の事実は知らなかった。医者に対する世間の目が厳しくなった。あそこまでするかと思った」

 −−山本病院勤務時に、肝臓がんで肝臓切除手術をしたか

 「守秘義務があるので言えない」

 −−肝切除手術で亡くなった患者がいると聞いたが

 「山本被告に直接聞いたらどうか。山本病院の事件は詐欺で医療行為とは別件だ」

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 亀井金融相は29日午前の閣議後の記者会見で、27日の参院予算委員会で答弁中にヤジを飛ばした自民党委員を「うるさい」とどなったことについて、「うるさいからうるさいと言っただけの話だ」と述べた。

 鳩山首相や民主党の小沢幹事長の政治とカネをめぐる問題を自民党が追及したことについても、「政治とカネに関する質問は国会議員がやる質問なのか。誰だってヤジりたくなる。少年探偵団でもやらないような質問だ」と批判した。

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「掲示板は生活の重要な一部」事件直前まで書き込み続け(産経新聞)

【秋葉原17人殺傷 初公判】(6)

 《検察官が冒頭陳述を終え、引き続き、加藤智大被告(27)の弁護人が冒頭陳述を始めた。モニターのリモコンを手に、証言台の前に歩み寄った弁護人。大きな声で言葉を区切りながら、ゆっくりと語り出した》

  [図解] 秋葉原の現場見取り図と犠牲者

 弁護人「この事件で明らかにされないといけないことは3つあります」

 「一つめは、彼がなぜこの事件を起こしたかということ。二つめは、彼が事件で何をしたのかということ。そして、三つめは彼にどのような責任をとらせるか、ということです」

 《弁護人は加藤被告のことを「彼」と呼びかける。加藤被告は無表情のままで身じろぎもせず、うつむいている》

 弁護人「まず、彼が事件で何をしたのかは、検察官が法廷で明らかにするものです。彼の責任は審理が終わった後、裁判所に判断していただくものです」

 「そして、弁護人は、彼がなぜこの事件を起こしたのかについて、明らかにしたいと思います」

 《弁護人がモニターの電源を入れる。加藤被告の「生い立ち」や「社会人時代」の生活など、ポイントが個条書きにされている》

 弁護人「まず、彼の生い立ちについてです。彼は青森市内で労働金庫に勤める父と、母の間に生まれました。3つ下に弟がいて、父は市内に一軒家を購入し、家族4人で生活していました」

 《身ぶり手ぶりを加えながら、法廷によく響く声で語る弁護人。加藤被告は硬い表情のまま聞き入っている》

 弁護人「彼は子供のころから、人一倍、車が好きでした。小学校では4年、5年生で将棋クラブ。6年のときは陸上部に入り、県大会にも出場しました」

 「中学でも3年間ソフトテニスをやっていました。中学校でも成績優秀で、学級委員や合唱コンクールの指揮者も務めました」

 「高校は県内一の進学校に進み、放課後は友達の家に行って過ごすなどしました。高校の友達とは、就職して青森を離れた後もつきあっていました」

 「高校卒業後は、将来車の仕事に就きたいと考え、岐阜県の自動車短期大学に進学しました。短大時代は、バイクでツーリングしたこともあります。高校の友達ともメールでやりとりして、一人暮らしの友人の家に遊びに行ったこともあります」

 《加藤被告は少し背中を丸め、視線を足元に落としていた》

 弁護人「短大卒業後は、仙台の警備会社に就職しました。最初はアルバイトでしたが、仕事ぶりが認められ、警備員の配置などを任せられるようになり、正社員に昇格しました」

 「その後も埼玉の自動車工場や青森の運送会社に勤務しました。運送会社では、小学校の給食に出される牛乳を運んでいました。仕事ぶりはまじめで、無断欠勤などはありませんでした。その後、彼は静岡の自動車工場で塗装の仕事をしていました」

 「彼の交友は高校の友達だけではありません。同僚と居酒屋に行ったりカラオケに行ったり、東京に遊びに行くこともありました。趣味は運転で同僚を誘い、ドライブやカート場でレースすることもありました」

 「これが彼の生い立ちです。これまで事件を起こすようなことは決してありませんでした。また、極悪非道な人生を送ってきたわけでもありません。では、彼がなぜこの事件を起こしたのか。2つの視点で考える必要があると思います」

 《うつむき加減だった加藤被告は顔を上にあげ、一瞬、弁護人を見つめた》

 弁護人「まず、一つめはこれまで述べた彼の生い立ちを通して、彼がどのように育ち、どのようなものの考え方をしていたのか、ということです」

 「そして二つめ。彼にとって掲示板とは何なのか、ということです」

 《加藤被告が事件直前まで書き込みを続けていたとされる携帯電話の掲示板サイト。弁護人は、加藤被告にとって掲示板の存在がどれほど重要だったかを明らかにするという》

 弁護人「彼は数年前から、携帯電話の掲示板サイトを利用するようになりました。最初は人の書き込みを見ていましたが、いつの間にか自分でも書き込むようになりました。書き込みは毎日になり、1日に何度も書き込むようになりました」

 「掲示板を通して知り合った人と会ったこともあります。青森から福岡まで、車に乗って訪ねました」

 「掲示板サイトは、彼の生活の重要な一部になっていました。彼がどのように掲示板を利用していたのか、どういう存在だったのかを解明しなければ、動機を明らかにすることはできないと考えます」

 《加藤被告は数回、小さく肩を上下させる。固い表情はほとんど変わらない》

 弁護人「彼はこの事件を起こしてから、『なぜ事件を起こしてしまったのか』と必死に考えています。どうか彼の話を聞くときは、先ほど述べた2点に着目して、話を聞いていただきたいと思います。以上です」

 《弁護人は冒頭陳述を終え、村山浩昭裁判長ら裁判官や傍聴席に一礼し、席に戻っていった》

 裁判長「弁護側は、責任能力についてあまりお触れにならなかったようですが…。それで結構ですか」

 弁護人「結構です」

 《村山裁判長は弁護人に念を押すように語りかけると、静かにうなずいた》

 裁判長「それではこれで休廷し、午後は証拠調べを行っていくこととします」

 《午前11時29分、村山裁判長は休廷を宣言した。法廷は午後3時に再開される。加藤被告は、傍聴人や報道関係者がせわしなく法廷を後にする様子を、硬い表情で見つめていた》

 =(7)に続く

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<春闘>電機連合、賃金改善見送り 要求方針を提案(毎日新聞)

 電機連合(中村正武委員長)は28日、横浜市内で中央委員会を開き、定期昇給など賃金体系維持を統一要求とする春闘の要求方針を提案した。経済情勢が不透明だとしてベースアップ(ベア)など賃金改善要求を見送り、賃金水準維持と雇用の確保に全力を挙げるとした。賃金改善の見送りは5年ぶり。

 一時金は年間5カ月を中心に最低4カ月の確保を目指し、残業の割増賃金を40時間を超える部分から50%以上(法定60時間以上)に改善することなどを求めた。方針は29日に採択予定。中村委員長は「定期昇給の完全実施など賃金水準の維持・確保に全組合で取り組む」と述べた。

 電機連合は09年の春闘でベアを要求したが、業績の急激な悪化などで、定昇が凍結される組合が出ている。中村委員長は「昨年のような凍結は認めない」と対決姿勢を示した。【東海林智】

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 「私は無罪です」。村木被告は罪状認否でこう口火を切ると、「国民から信頼を得られるよう仕事してきた。国会議員に依頼されても、法に反することを引き受けることはあり得ません」と、毅然(きぜん)とした口調で書面を読み上げた。

 紺のスーツに眼鏡をかけた姿で入廷。弁護人の前の被告人席には座らず、ロス疑惑で無罪を勝ち取った辣腕(らつわん)の主任弁護人、弘中惇一郎弁護士の隣に着席した。検察側の冒頭陳述の間は、手元の書類と照合しながらメモを取り、時折検察官を見据えた。

 逮捕までは障害者雇用や男女共同参画など厚労行政の一線で活躍してきた。現在は起訴休職中で、同じ厚労省で最高幹部の総括審議官を務める夫と子供2人に囲まれて「初めての主婦生活」を送るが、今も復職を強く願っている。

 昨年11月に保釈されるまでは、支援者らが連日拘置所に面会に訪れ、この日も傍聴席は満席だった。閉廷後に会見した村木被告は「応援が支えになっている。信頼に応えて裁判を闘っていきたい」と話した。

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